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知識の重要性
 現代文の場合なら、背景知識というものはそれほど重要にはなりません。読んだ内容を分析し、そこから解ることを答えればいいからです。また、背景知識に頼っていると、知らない話題が出てきたときに対応できなくなってしまうこともあります。知識よりもその場における分析のほうが重要になるのです。
 しかし、小論文の場合はそうはいきません。
さまざまな話題に対する深い考察が求められるので、その考察の材料となる「知識」が、当然のことながら、必要になってきます。そこで小論文を入試で使うことが決まっている人は、早い段階からさまざまな事柄に関心を持ち、その現状を知識として修得するように努めてください。そして、その知識をもとにその事柄がどうあるべきかを日頃から考えるようにしておきましょう。ただ知識を述べるのではなく、それに関する自分の考えを述べることが求められるのですから、この作業も当然のことになるのです。
 しかし、小論文で扱われる話題は非常に広い! すべてに対応するのは難しいというのが本当のところです。では、どのように対応すれば良いのでしょうか?
 まず、
自分の受験予定校の過去問によく出ているテーマから調べていくようにしましょう。そして、その後、学部の研究テーマに関連する話題に調べる対象を広げ、最後に隣接する学問分野の方へも関心を広げていけば良いでしょう。
 たとえば、教育学部に行きたいのなら、過去問で扱われているテーマに関して調べたのちは、個性化教育の功罪、ゆとり教育の功罪、知識変調教育の現状、児童虐待、子供の権利、親子関係、少子化問題などのテーマについて調べ、これらのテーマに対する自分の考えをある程度持つことができたら、法学(権利、義務、憲法)、社会学(現代社会論、社会福祉論)、経済学(経済社会論)等に関心を広げていくというのが効果的だと思います。
 もちろん、すべてを完璧にする必要はありません。「穴」があってもかまいません。
自分の知らないテーマが出ても、類似する話題から論理的に考えていけばいいのです。完璧な人間はいないのですから無理はしないでください。また、よく出る話題や、大きなテーマ(上記の例なら、権利と義務、憲法、現代社会論、社会福祉論、資本主義論、経済社会論など)は授業でも扱います。そちらもしっかり参考にしてください。

 ちなみに、「調べる」にあたってのニュース・ソースとしては、新聞(リンクのページに新聞社のニュースページへのリンクがあります →こちら)や情報年鑑(「imidas」や「現代用語の基礎知識」、「朝日キーワード」など)が有効でしょう。
図書館・図書室等を有効活用しましょう! (お金をかけずに勉強することは重要ですよ!)

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