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本文はどのように読むべきか(読み方) 同じ読むのなら、「解けるように読む」方がいいということは確認ができたことと思います。では、その読み方はどうあるべきか。再度、図1に登場してもらいましょう。「本論」では「序論」で提示した「話題」の分析を行っています。この分析の中で筆者は自分の見解を展開していくわけです。もちろん、その見解は「話題」に関するものになりますね。そして、その見解がくり返されたり、対比されたり、その理由を説明されたりするわけです。しかも、その部分が設問になったり、答の根拠になったりするのです。 ということは! まず「話題」を抑え、その話題について筆者がどのような見解を展開しているかを意識して読み進んでいけばよいということになりますね。どんな見解が反復して述べられているか、それにどんな理由をつけているか、といったことに集中して読んでいけば、設問の根拠をある程度、抑えながら読み進んでいくことができるわけです。 では、どうやって話題を押さえればいいのでしょうか? 当然の疑問が生じますね。これに関しては、よくいわれているものを紹介しておきます。 話題の抑え方 入試の現代文で出題されている文章は、多くの場合、長い文章から抜粋されたものです。その抜粋された文章にも「はじめ」と「おわり」がありますが、どうして、それぞれその位置が「はじめ」や「おわり」になったのでしょう。「おわり」のほうは簡単です。そこで「オチ」がついたからです。つまり、その話の結論が出たからです。では、「はじめ」の方は? それはこの位置から読まないと後の内容が解らない、出した設問が解けない、と問題制作者が判断したからでしょう。では、なぜその位置から読めば話が解るのか? それは図1にも示したように、 その位置が序論になっていて、その箇所における話題が提示されているからです。 したがって、この位置= 冒頭をていねいに読めば話題を掴むことができる 、というわけです。 ただ、この冒頭部は問題制作者によって加工されています。たとえば、本来の冒頭部は数行に渡っているのに、課題文ではその終わりの2〜3行しか記されていないというような場合もあるのです。そこで、冒頭部を読むときは「話題」を掴むことを意識して、極力ていねいに読むことを心掛けるようにしましょう。 このほかにも話題を押さえる方法はいくつかありますが、使えるときと使えないときとがあるので、そちらのほうは授業でお話します。 |
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